スマホを下取りに出したり,新品を手に入れたりしたとき,気になるのが「落とす」ことによる画面の損傷です。
スマホを落としてしまいやすい人の特徴をまとめましたので,当てはまる人は気をつけるようにしましょう。
スマホが手に収まり切っていない
スマホ画面の大型化に伴って,本体も徐々に大きくなってきています。
手が小さめの人なら,5インチを超えると片手で操作するのは難しいのではないでしょうか。
さらに保護のためにケースを付けると,本体がさらにひと回りからふた回り大きくなり,持ちにくくなってしまいます。
手に収まり切らないスマホを無理に片手で操作していると,うっかり手を滑らせて落下させる原因となります。
画面は大きいほうがいいけれど,片手で操作する自信がない,という人は,背面に指を通すためのリングを付けたり,両手で操作する習慣にしたりといった工夫をしましょう。
それだけでも,スマホを落として壊してしまうリスクがぐっと下がります。
乾燥肌である・汗かきである
手や指の皮膚が乾きやすい人や,反対に汗をかきやすい人は,手を滑らせて落とす可能性が高くなります。
iPhoneX以降もiPhone8までと同様,丸みを帯びた側面の仕上がりとなっていますので,裸のまま使ったり,表面が滑りやすいケースを付けたりしていると,思わぬところで落としてしまうかもしれません。
乾燥肌や汗かきの人は,表面がラバーコーティングされているケースや,シリコンなど滑りにくい素材でできているケースを選ぶといいでしょう。
スマホの置き場所が定位置でない
自宅や職場,車の中などで,スマホをいつも同じ場所に置くことに決めている人は,何かの拍子に手や腕を引っかけて落としてしまう,といったことが少ない傾向にあります。
反対にいつもバラバラの場所に置いていると,誤ってスマホの上に重いものを落としたり,ものをぶつけてしまったりしやすくなります。
スマホスタンドやドックなどのアクセサリを活用して,スマホの「置き場所」を作っておくと,スマホを置く定位置を意識しやすくなります。
「スマホ,どこに置いたっけ?」となりやすい人は,スタンドやドックの購入を検討してみてもいいでしょう。
ケースやフィルムで厳重に保護している
意外な感じがするかもしれませんが,画面には強化ガラスのフィルム,本体全体は衝撃に強いタイプのケースといったようにガッチリとスマホを保護している人は,つい気がゆるんでスマホを落としてしまわないよう注意が必要です。
フィルムやケースは「面」で押された力には強いのですが,尖ったものがぶつかったりして一点に力が集中すると耐えられず割れたり変形してしまうことがあります。
屋外で落とした場合,地面の凹凸が画面に当たって案外簡単に割れてしまった…,ということも珍しくありません。
ケースやフィルムは,あくまで本体への衝撃を和らげるものでしかありません。
過信せず,まずは落とさないように注意を払うことが大切です。
普段からスマホの扱い方が乱暴
ベッドの上なら布団があるからとスマホを放り投げたり,机の上に「バン!」と置いたりしていませんか?
普段からスマホを雑に扱う癖がついていると,ちょっとしたときに慎重さが欠けてしまい,一発で壊れてしまうような落とし方をしてしまうことがあります。
スマホは精密機器です。
複数のセンサーが入っているテクノロジーの結晶とも言えますので,ていねいに扱うのが基本です。
案外忘れがちですが精密機器は振動にも弱いので,動力が伝わりやすい機械(洗濯機など)の上に長時間乗せたままにしないようにしましょう。
まとめ
スマホは手のひらに収まるサイズのコンピュータです。
衝撃には弱い精密機器ですので,落としたり衝撃を与えたりしないように注意して扱いましょう。
「割れはしなかったけれど,スマホを落としたことがある」という人は要注意。
機種変更した直後に画面が割れてしまった…,などということにならないよう,自分のスマホの扱い方をいまいちど見直してみるのもいいかもしれませんね。