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2万円台の仕事用チェアは買わないほうがいい?3年間使った感想

  • 仕事用の椅子が欲しいけれど、費用を抑えて購入できないか?
  • そもそも2万円の仕事用チェアは高いの?安いの?
  • 何年間か使い続けていて、問題は起きない?

上記のような疑問を抱えていませんか?

今回は、ビジネスライターが3年以上、毎日のように座り続けてきた2万円台の仕事用チェアを紹介します。

良い点・悪い点、おすすめの人の特徴にも触れていますので、仕事用チェア選びの参考にしてください。

そもそも2万円台の仕事用チェアは高い?安い?

モノを買う時に気になるのが「相場」です。

そもそも2万円台の仕事用チェアは高いのか安いのか、気になっている人もいるでしょう。

そこで、はじめに仕事用チェアの価格帯について簡単に解説します。

仕事用チェアは「ピンキリ」製品の代表格

結論からお伝えすると、2万円台の仕事用チェアは決して「高すぎる」という価格帯ではありません

高級チェアメーカーの有名どころとしては、「ハーマンミラー」や「オカムラ」などが挙げられます。

ハーマンミラーは「アーロンチェア」で知られているメーカーです。

グレードにもよりますが、どちらのメーカーも10万円台〜20万台のチェアがズラリと並んでいます。

一方で、有名メーカーにこだわらなければ安価なチェアも数多く販売されているのが実情です。

安いものなら1万円未満で購入することもできます。

このように、仕事用チェアは「ピンキリ」製品の代表格なのです。

2万円台の仕事チェアは「激安ではないけれど高級でもない」

では、2万円台の仕事用チェアはどのくらいのグレードに位置づけられるのでしょうか。

感覚としては「激安ではない」「でも決して高級チェアでもない」といったポジションになるでしょう。

実際、今のチェアに買い替える前は5,000円台のチェアを使っていました。

コロナ禍に在宅勤務に切り替わったことで、いよいよ椅子を買い替えることにしたのです。

安すぎる椅子を使っていた時には、次のような不具合やトラブルが発生していました。

メモ

  • 座面が固く、長時間座っているとお尻が痛くなる
  • 背もたれと背中に隙間ができて、背中を丸めた姿勢になりがち
  • 背もたれの表面(ビニールのような素材)がバキバキ剥がれてきた

おまけに以前使っていた椅子は座面がクッション素材だったので、とくに夏場は蒸れてしまい座面全体に汗染みができていました。

数千円で購入できるような安すぎるチェアは、とくに長時間デスクワークに取り組む人には適していません。

2万円台のチェアは、この「安すぎず高すぎず」のギリギリのラインといえるでしょう。

SIHOOオフィスチェアの特徴

3年以上、実際に使ってきたオフィスチェアはSIHOOというメーカーの製品。

「人間工学」を打ち出している製品で、製造元のメーカーは中国にあります。

どのような特徴のあるチェアなのか、ポイントを絞って見ていきましょう。

背面・座面ともに全面メッシュ張り

SIHOO M57の大きな特徴として、座面・背面がどちらも全面メッシュ張りになっていることが挙げられます。

以前、座面がクッション素材の椅子を使っていた時には、長時間座っているとお尻が蒸れてしまう問題を抱えていました。

メッシュ素材は通気性が非常に良いため、夏場でも汗染みができるようなことはなくなりました。

また、身につける衣類の素材にもよりますが、メッシュ素材にはほどよく滑り止め効果があるため、座面がずれにくいのも特徴です。

メッシュ素材特有のクッション性が、長時間座ったままの作業をしっかりとサポートしてくれます。

肘掛けの高さ調整可・ヘッドレストあり

高級チェアには当たり前のように付いている機能ですが、肘掛けの高さや角度が調整できるのは非常にありがたかったです。

高さは7cm、前後に6cm、角度は36度の範囲で変えられるため、自分の作業姿勢に合った位置に近づけられます。

また、これも高級チェアによく見られる「ヘッドレスト」が付いているのも特徴的。

仕事中に少し休憩したい時や、前傾姿勢を防ぎたい時などに、ヘッドレストに頭を付けておくと楽な姿勢が保てます。

2万円台のチェアで両方の機能が付いているのは、かなりコスパが良いと言えるのではないでしょうか。

リクライニングにも対応

背もたれの角度は126度までリクライニングできます。

完全に仰向け状態にはなりませんが、もたれかかって仮眠を取るぐらいであれば十分なリクライニング角度です。

実際、仕事の合間に仮眠を取りたい時には、リクライニングさせた状態で椅子に座ったまま眠っています。

また、背もたれはロックした状態で使用することも可能。

仕事モードではロックモード、リラックスしたい時にはリクライニングモードと使い分けられるのが特徴です。

3年以上座り続けた感想

SIHOOオフィスチェアを3年以上、ほぼ毎日のように使い続けてきた感想を紹介します。

ライター業のため、長い時には1日10時間以上この椅子で作業をすることもめずらしくありません。

3年以上使ってきた感想として、良い点・悪い点を包み隠さずお伝えしていきます。

仕事用チェアとして「必要十分」

率直な感想として、SIHOOオフィスチェアは仕事用チェアとして「合格点」だと思います。

購入した当初、座面のメッシュがヘタったり破れたりするのではないか、という点がやや不安でした。

3年以上経って、座面がヘタってしまったとか、破れて座れなくなったといったことはありません。

とくに体重が軽いわけでもない(70キロ台)ことを考えると、椅子としての強度は十分と言っていいでしょう。

脚の部分に付いているキャスターは今でも滑らかに動きますし、かなり頑丈に作られているのではないかと考えられます。

座面下にホコリが溜まりやすい

これは全面メッシュ素材のチェアならどの製品でも起こり得ることですが、座面下の部分にホコリがかなり溜まります。

座面は分解できないため、この部分のホコリを掃除するとしたら掃除機の細いノズルを突っ込まなくてはなりません。

座っている状態であれば見えない場所なので、気になる人と気にならない人がいるかと思います。

部屋に置かれているモノにホコリが溜まっていくのは許せない!というタイプの人は、少々注意が必要な点といえそうです。

肘掛けの高さがもう少し高くできるとベター

肘掛けの高さ調整ができるのは非常に便利なポイントですが、欲を言えばもう少し可動域が欲しいところ。

使っているデスクの高さが75cmと若干高めなので、あと数cm肘掛けを高くできればデスクの天板と高さがそろいます。

そこで、肘掛けクッションを追加して、高さを稼ぐという方法で解消することにしました。

肘掛けクッションはベルトとマジックテープで固定するタイプのものと、スポッと被せるタイプのものがあります。

被せるタイプのほうがズレにくく、マジックテープのジョリジョリとした感触もないのでおすすめです。

肘掛けを高くしたいという人は、肘掛けクッションを使ってみるのも1つの方法でしょう。

SIHOOオフィスチェアがおすすめの人

ここまでに紹介してきた通り、SIHOOオフィスチェアは総じて「おすすめの仕事用チェア」といえます。

SIHOOオフィスチェアをおすすめしたいのは、次の特徴に当てはまる人です。

在宅勤務やフリーランスなど自宅で仕事をする時間が長い人

長時間座った姿勢で仕事をすることが多い人にとって、SIHOOオフィスチェアは「必要十分」な製品だと思います。

全面メッシュ加工の座面・背面、位置の調整が可能な肘掛け、ヘッドレストなど、機能性の高い椅子に必要な要素が備わっています。

2万円台の椅子としては、かなりコスパが良いのではないでしょうか。

実際に3年以上使っていて、不具合やトラブルが起きたことはないので、自信を持っておすすめできる製品だと思っています。

高額すぎるチェアは無理でも「ほどほどに良い」椅子が欲しい人

20万円のチェアには手が出ないけれども、座っていて腰や背中、お尻が痛くなるような椅子は避けたいという人にもおすすめです。

デスクワークがメインの人にとって、椅子は非常に重要な仕事道具の1つといえます。

体に無理がかかる姿勢で長時間作業していると、腰痛や肩こりをはじめ、さまざまな不具合の原因になりかねません。

そうは言っても、椅子1つに10万円・20万円台をかけるのは避けたいと感じる人も少なくないでしょう。

高額すぎるチェアは遠慮したい、でも「ほどほどに良い」椅子は欲しいという人にぴったりです。

オットマンや180度リクライニング機能が不要の人

SIHOOオフィスチェアには、オットマンが付いていません。

オットマンとは「足置き」のことで、両脚を前に投げ出した時に脚を支えるためのパーツです。

個人的には、もともと仕事用チェアに座った状態で脚を前に投げ出す習慣がないので、全く支障ありませんでした

また、ゲーミングチェアなどには背もたれが180度倒せるタイプのものもあります。

SIHOOオフィスチェアのリクライニング域は126度のため、こうしたタイプの椅子とは違い完全な水平状態にはなりません。

この点も、仮眠を取る程度なら問題ないため(かえって眠り過ぎを防げるので良い)、気になるデメリットではありませんでした

オットマンや180度リクライニングが不要な人であれば、SIHOOオフィスチェアに不満を抱く確率は低いと考えられます。

まとめ

今回は、ビジネスライターが3年以上座り続けてきた仕事用チェアについて解説しました。

オフィスチェアはもともと高額になりがちな製品ですが、最近ではこうしたコスパの良い製品も登場しています。

フリーランスはもちろんのこと、在宅勤務の方も、中長期的に見ると2万円の出費は決して無駄ではないはずです。

SIHOOオフィスチェアで、快適なワークスペースを確保してみてはいかがでしょうか。

 

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