スマホケースはスマホを保護するために付けますが,同時に使う人の個性を表すアイテムでもあります。センスのいいケースを付けていると「おっ!」と思う反面,思わず「センス悪っ!」と思われてしまうようなケースを付けていると,知らないところで印象を悪くしているかもしれません。見た人の印象がよくないと言われているスマホケースの5パターンをあげてみます。
ゴツ過ぎる重装備系ケース
スマホケースを付ける目的の1つは,スマホを傷や衝撃から守ることですが,あまりにゴツいケースを付けているとスマホを取り出したとたん「デカっ!」と驚かれることになりかねません。もともとスマホは少しでも薄く,手になじむようにデザインされていますので,ひとまわりもふたまわりも大きくなってしまうようなゴツいケースを付けると,デザインが台なしになってしまうこともあります。
なお,どんなにゴツいケースに入れていても,落とし方や当たり所によっては画面が割れたり,本体がへこんだりしてしまうことがあります。ゴツいケースを付けたがために持ちにくくなり,落としやすくなるようでは本末転倒です。むしろ,落とさないようにする工夫のほうが重要かもしれません。
ストラップを付けたケース
ガラケー→スマホへと渡り歩いてきた人にとって,「ケータイのストラップ」と言われればピンとくるもののはずです。ガラケーにはストラップを付けて,ズボンのポケットやバッグの中から引っぱり出しやすくしていた人も多いのではないでしょうか。
スマホにも,ストラップを付ける穴があいているタイプのものがあります。ただ,ここにジャラジャラと金属製のストラップを付けてしまうと,ちょうどスマホとカギを一緒にポケットやバッグにしまっているときと同じ状態になりますので,スマホの画面を傷つける原因にもなってしまうのです。
また,ガラケーになじみのないスマホ世代からすると,ストラップ付きのスマホはかなり不思議なものに映るようです。スマホはシンプルに,何も付けないほうがいいかもしれないですね。
「耳」が付いているケース
ウサギやクマの耳が付いているデザインのケースを見かけることがあります。「どうしてダメなの?かわいいじゃん」と思うかもしれませんが,これが案外,男性からの評判はよくないようです。
スマホなどのガジェットを機能面やスペックで判断する傾向は,男性のほうが女性に比べて高いのです。スマホはデザイン上,極力薄く,小さく,軽くなるように設計されていますので,そこへわざわざ余計な装飾をつけようとする意味が分からないと感じる男性はけっこう多いのです。
スマホをスペックで選んでいたり,デザインだけでなく機能面からこだわりを持って選んでいるような人は,「耳」ケースを好まないことが少なくありません。
カードを入れすぎのケース
iPhone7・iPhone7PlusにはSuicaを入れることができるようになりましたが,おサイフケータイの決済手段の多さにはかないません。そこで,手帳型ケースのカード入れにカードを挿している人を見かけることがあります。これで,スマホ1台持ってさえいれば,電車に乗ったり買い物をしたりできるわけですね。
ただし,あまりにたくさんのカードを入れていると分厚くなってしまい,ケース全体が不格好に膨れてしまいます。特にポイントカード類を何枚も入れていると,カードの枚数があっという間に増えていきます。スマホケースのポケットは数枚程度を限度とし,たくさん入れすぎないようにしましょう。
汚れや破損がひどいケース
スマホは毎日使うものなので,ケースも少しずつ傷んでいきます。塗装がはげてきたり,こすれて傷ができたりするのです。ただ,使っている本人は毎日見ているので,ケースの傷みが徐々にひどくなっていくことに意外と気づかなかったりするのです。電車の中などで,ボロボロのケースやフィルムのままスマホを使っている人を見かけることがありますが,おそらく本人は案外平気で使っているのです。
汚れがひどいケースは見た目も不衛生ですし,実際にかなり汚れていると考えられます。ガラスが割れたスマホを使い続けていると,周囲からも「修理すればいいのに」と思われてしまうかもしれません。
毎日使うものだからこそ,清潔に保ちたいものです。
まとめ
スマホケースの選び方は,個人個人で好みがあって当然ですし,周囲がとやかく言うことではありません。ただし,やはりあまりに奇抜なものや扱いづらそうなケースを付けていると,何か特別なこだわりがあるのかな?と不思議に思う人もいるのは事実です。スマホのケースにはセンスが表れるもの。ここでセンスを疑われるようなことがないように,客観的に見てどう映るのか,購入時には少し冷静に考えてみるのもいいかもしれません。