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すぐ直そう!恥ずかしいバイト語

バイト語ってご存知でしょうか?
コンビニやファミレスのアルバイト従業員が使ってしまいがちな、間違った言葉の使い方を「バイト語」と呼ぶことがあります。
自分は大丈夫、と思っていても、日常生活の中でつい使ってしまっていないでしょうか。
チェックしてみましょう。

~になります

×「こちらはランチメニューになります」
○「こちらはランチメニューです」
「なる」とは、あるものが別のものに変化する、という意味です。
ランチメニューになる、と言うと、今まで別のメニューだったのがランチメニューに切り替わる、という意味になってしまいます。
「なります」と言うと、何となくていねいな言葉に聞こえるのかもしれませんが、不必要な言葉です。
「です」で問題ありません。

~のほう

×「お皿のほう、お下げします」
○「お皿をお下げします」
「ほう」とは、方角を表す言葉です。
目の前にあるお皿のことを、わざわざ「この方角にあるお皿を下げますよ」と言う必要はありません。
「~のほう」ではなく「~を」で十分です。

~でよろしかったですか

×「お客さま、3名様でよろしかったですか?」
○「お客さま、3名様でよろしいですか?」
確認の意味を込めて「よろしかったですか」とたずねる言い方をよく耳にします。
「~かった」は、過去を表す言い方です。
相手にとって既知のことをわざわざ尋ねるので、あえて過去形で聞くことで相手の面倒をねぎらう気持ちが込められているのでしょう。
しかし、目の前で起きていることをあえて過去形で聞く必要はありません。
「よろしいですか」としましょう。

~からお預かりします

×「1,000円からお預かりします」
○「1,000円お預かりします」
お釣りがある場合に、「これからお釣りを返すのだけれども、ひとまず1,000円を預かって、そこからお釣りを返しますよ」という意味を込めて「から」と言っているようです。
しかし、わざわざ「から」と言わなくても、出したお金からお釣りを戻してくれるのは当たり前のことです。
「から」はそっくりそのまま削ってしまいましょう。

~という形

×「明日の会議は10時開始という形になります」
○「明日の会議は10時開始です」
「という形」を間にはさむと、何となくストレートすぎない印象に変わるのでは?といった感覚で使っている人が多いようです。
しかし、これではまるで「形だけ」10時に開始することにしておこう、と言っているようにも受け取れてしまいます。
10時開始なら10時開始でいいのです。
形だけのことにしておく必要はありません。

まとめ

このような言葉の誤用は、間違って使う人が多くなるにつれて辞書にも載るようになる、と言われることがあります。
ただし、「バイト語」と呼ぶ人がいることからも分かる通り、少なくとも間違った言葉だと思っている人はいるわけですから、できるだけ避けるべきでしょう。
「この人、言葉の間違いが多いな」と実は思われていた…、などということにならないよう、クセになりかけていた人は気をつけるようにしましょう。
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