世の中の動きについて知りたいけれど,なかなか忙しくて時間がとれない…。そんな人ほど,移動時間やちょっとした休憩時間などのスキマ時間に効率よく情報収集したいと考えることでしょう。スキマ時間を活用するために,ぜひ取り入れたい工夫を5つ挙げてみます。
ニュースアプリを目的別に使い分ける
ニュースを横断的に読むことができるアプリは,有名どころだけでもかなりの数があります。必要としている情報が手に入れやすいか?見やすいかどうか?といった点を重視して選ぶ人が多いはずですが,複数のニュースアプリを目的別に分けて使い分けると,効率的に情報収集するのに役立ちます。2つか3つのニュースアプリを目的別に決めておき,一巡すればだいたいの世の中の動きが分かるようにしておく,といったイメージです。
たとえば「LINEニュース」や「Yahoo!ニュース」は,時事ニュースから芸能ニュースまで,最新の話題について幅広く知るのに向いています。「SmartNews」や「グノシー」は,自分が特に知りたいジャンルにカスタマイズして使うのに向いています。「antenna」のようはキュレーションメディアであれば,新商品や話題のサービスについて最新情報を知るのに役立ちます。「CNN.co.jp」や「BBC NEWS」なら,海外ニュースをいち早く読むことができます。
このように,世の中のことを広く浅く知るためのアプリと,自分にとって特に重要なジャンルの最新の動向を知るためのアプリを分け,スキマ時間に巡回するようにすると,効率よく情報収集することができるようになります。
ダイジェストのメール通知を利用する
Yahoo!JAPANや日経ニュースメールのように,ニュースのヘッドラインやダイジェスト版をメールマガジンで配信してくれるサービスがあります。こうしたメールマガジンは,決まった時間にある意味で強制的に送られてくるため,わざわざアプリを起動してニュースを読むのが面倒に感じてしまう人にとってはありがたいサービスと言えるでしょう。
スマホの通知機能で随時チェック
「Yahoo!ニュース」や「NewsDigest」のように,スマホの通知機能に対応しているアプリもあります。通知とは,スマホのロック画面の上部に数行で記事内容を表示してくれる機能です。「通知をオンにする」に設定すると,わざわざアプリを起動しなくてもロック画面に通知を表示してくれますので,デスクワークでスマホを目の前に置いておける人や,スマートウォッチを使っている人は,通知機能を利用するとリアルタイムで最新情報を知ることができ,とても便利です。
スマホアプリの通知機能と同様,ツイッターにも通知機能があることを知っていますか?フォローしているアカウントがツイートすると,ロック画面にツイートの内容を表示してくれる機能です。どのアカウントを通知するかは自分で選ぶことができますので,たとえばニュースメディアのアカウントをフォローし,そのアカウントの通知をオンにしておけば,場合によってはニュースアプリで確認するよりも早く最新情報や速報の通知を受け取ることができることがあります。
RSSリーダーを駆使する
RSSとは,ウェブサイトが更新されるたびに更新情報を送ってくれる仕組みのことです。「Feedly」のようなフィードリーダーを利用すると,自分がチェックしたいと思っているウェブサイトをわざわざ開かなくても,更新があるたびに知らせてくれるので便利です。
ニュースサイトだけでなく,ブログなどのサイトを登録することもできますので,気になっているウェブサイトはとにかくFeedlyに登録しておくようにすれば,スマホでいつでも,スキマ時間にサイトを巡回することができるようになります。
Pocketで記事をストックする
よくあるのが,「記事のタイトルは気になるけれど本文をじっくり読んでいる時間がない」といったパターンです。あとから検索しようと思っても,記事のタイトルが思い出せなくて,結局読まず仕舞いになってしまった…,などという経験はないでしょうか。そこでオススメなのが,Pocketというアプリです。ブラウザや各種アプリと連携させて,後で読みたい記事をPocketに送り,保存しておくことができます。気になった記事はとりあえずPocketにストックしておき,後で時間があるときにまとめて読むようにすると,関心のある記事を漏れなく確認することができるようになります。
まとめ
スキマ時間をうまく使うには,知りたい情報が自動的にまとまっている仕組みを作ることがポイントです。スマホの機能やアプリのサービスをうまく活用して,ちょっとしたスキマ時間を上手に活用していきましょう。