自宅で過ごす時間が長くなっている今、注目を集めているのがワイヤレスイヤホンです。
「外出先でワイヤレスなら分かるけれど、自宅で使う必要ある?」と思いましたか?
そうなのです。実は、自宅でこそワイヤレスイヤホンを使うと快適度が上がるのです。
目次
なぜ自宅でこそワイヤレスイヤホンなのか?
自宅でワイヤレスイヤホンを使うと便利な点として、主に次の3つの理由があります。
- 楽な姿勢で使いやすい
- 家の中での移動がしやすい
- からまりにくい
順を追って見ていきましょう。
楽な姿勢で使いやすい
自宅で音楽を聴いたり動画を観たりするとき、イヤホンのほうが迫力ある音量で周囲に遠慮なく楽しむことができます。
せっかく自宅でくつろいで楽しむのですから、楽な姿勢で過ごしたいですよね。
寝そべったりソファにもたれかけたりしていると、有線イヤホンのコードは意外と邪魔になります。
コードと衣類が触れ合うたびにノイズが入ったり、イヤホンが耳からズレてしまうのも難点。
ワイヤレスイヤホンなら、こうした心配はかなり少なくなります。
家の中での移動がしやすい
自宅で音楽を聴いているとき、ちょっとお手洗いに立ったり、飲み物を取りに行ったりすることがありますよね。
このように家の中を少しだけ移動したいとき、わざわざ再生していた音楽や動画を一時停止するのは面倒です。
スマホにイヤホンをつないで使っている場合、スマホごと持ち歩けばいいのですが、ポケットのないルームウェアを着ているときなどはスマホ本体が邪魔になりやすいのです。
ワイヤレスイヤホンは短距離であれば通信が切れることなく音声を聴き続けられます。
ちょっと飲み物を取りに行くときも、スマホ本体はテーブルの上などに置いたまま、イヤホンを着けて移動できるのでとてもラクです。
からまりにくい
有線イヤホンの大きなデメリットは「からまりやすい」ことです。
ワイヤレスイヤホンの中にはコードが全くない左右分離型があります。
コードがないわけですから、コードが絡まってほどくのが大変!などという思いをすることもありません。
ワイヤレスイヤホンの中には、左右のイヤホンをつなぐ短いコードが付いているタイプもありますが、有線イヤホンと比べればかなり短いコードですので、ほとんど絡まることはありません。
タイプ別コスパの良いワイヤレスイヤホンまとめ
自宅でも実用性の高いワイヤレスイヤホン。
ただ、店頭で試聴することが難しい状況では通販で買うのも不安ですよね。
そこで、コスパが良く失敗しにくい人気のワイヤレスイヤホンを、タイプ別に紹介していきます。
それぞれのメリット・デメリットも解説していますので、ぜひイヤホン選びの参考にしてください。
左右分離型イヤホン
左右のイヤホンが完全に独立した、コードのないタイプのイヤホンです。
コードがないので自由度が高く、見た目もすっきりとしています。
デメリットとしては、左右が別々になっているため「片方だけなくしてしまった」となりやすい点。
また、通信も左右それぞれ行っているため、片方だけの音声が途切れてしまう、といったことも起こり得ます。
ただ、最近の製品は性能も向上していますので、音切れの心配はかなり低いと考えていいでしょう。
メリット
- コードがないので自由度が高い
- 見た目がスタイリッシュ
デメリット
- 紛失しやすい
- 片方の音が途切れることがある
左右一体型イヤホン
左右のイヤホンがつながったタイプです。
イヤホンどうしがつながっているので、片方だけをなくしてしまう心配がありません。
また、左右分離型と比べてレシーバーが1つで済むことと、全体の構造がシンプルになることから、価格が抑えられるのもメリットです。
デメリットとしては、有線イヤホンほど長くないとはいえコードが付いているので、絡まる心配がゼロではないこと、左右がつながった見た目は左右分離型ほどスタイリッシュでないことが挙げられます。
ただ、カラーバリエーションが豊富なイヤホンもありますので、自分好みのものが見つかればオシャレに使うことも可能です。
メリット
- 紛失の心配が少ない
- 価格が安い
デメリット
- コードが絡むことがある
- スタイリッシュ度は低い
ネックバンド型イヤホン
左右一体型と見た目は似ていますが、首にかかる部分がやや硬い素材でできていて、ネックバンドとして使えるタイプのイヤホンです。
メリットとしては、イヤホンを外しておきたいときにネックバンドを首にかけておけること、ネックバンドの分だけコード部分が短くなり絡みにくいことが挙げられます。
デメリットとしては、ネックバンド部分が硬い素材のため巻き取りづらく、収納時にかさばってしまう点でしょう。
また、イヤホン+コード+ネックストラップとパーツが増えるため、見た目の面でもゴツくなってしまいます。
ただ、ネックストラップ型をあえて選ぶ人も多いほど、首にかけられるという便利さと安定感は一度使うと手放せなくなります。
自宅で使うなら収納性や見た目のスタイリッシュさは求めない、というのであれば、おすすめのタイプのイヤホンです。
メリット
- 首にかけられる
- コードが絡みにくい
デメリット
- 収納時にかさばる
- 見た目がゴツい
イヤーフック式
これはイヤホン全体の機能ではないのですが、耳に当たる部分にフックが付いていて、ずれるのを防げるタイプのイヤホンのことです。
耳の穴の大きさや形によっては、イヤホンがぴったり合わない人もいるはずです。
イヤーフックはもともとワークアウトなど、体を動かしているときもイヤホンが耳からズレにくくするための工夫です。
そのため、イヤホンを耳にしっかりと固定しておきたい人にとってイヤーフックはありがたいパーツなのです。
ただ、イヤホンにイヤーフックが付くと全体がかさばりコンパクトさは損なわれます。
自宅専用で使うのであれば、寝転んだりしてもズレにくいイヤーフックは検討する価値ありでしょう。
メリット
- フィット感が増す
デメリット
- コンパクトではない
ノイズキャンセリング機能付き
静かな家の中だからこそ、屋外でのちょっとした物音が気になってしまうこともあります。
とくに音楽にどっぷりと浸りたいときなどに、周囲の物音が気になって集中できなかった・・・、といった経験がある人もいるでしょう。
ノイズキャンセリングとは、周囲の騒音の逆位相の音波を重ねることでノイズを消してしまう機能のことです。
外出時に使うと、周囲の音に気づかず危険な場合もありますが、自宅で使う場合はそのような心配もありません。
ただ、家族やパートナーから話しかけられたとき、気づかない可能性がありますので注意しましょう。
メリット
- 音楽などに集中できる
デメリット
- 周囲の音が聞こえづらい
まとめ
自宅にいるときこそ、イヤホンで迫力のある音声を楽しみましょう。
これまで有線イヤホンを使ってきた人は、一度ワイヤレスイヤホンを使うと便利さと手軽さに驚くはずです。
最近のワイヤレスイヤホンは、音質の面でもノイズや音の劣化はかなり改善されていますので、コスパの良い商品で試してみるといいでしょう。