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知らないと恥をかく【血液型】3つの真実

知らないと恥をかく【血液型】3つの真実
「A型は几帳面」「B型は自由奔放」といった,血液型から性格を分類する占いや診断を目にしたことがあるはずです。こうした血液型による性格の分類や判断は,近年では「差別」として扱われるようになっています。遊び半分で言ったことが差別発言と見なされないためにも,血液型についての3つの真実を知っておきましょう。

血液型と性格に関連性はない

ABO式による血液型の分類は,赤血球の表面に発現する抗原(免疫反応を引き起こす物質)の種類によって分けられています。免疫とは,病気の原因となる菌が体内に侵入してきた場合でも,病原菌を倒すことができる仕組みのことです。赤血球表面にA抗原を持っているとA型,B抗原を持っているとB型,どちらも持っていないとO型,どちらも持っているとAB型となります。
ここまでの話で,「性格」を決めるような要素は何も出てきていません。ABO式による血液型の分類は,抗原の組み合わせによるものでしかないからです。
現在,血液型と性格の間に有意な関連性は認められておらず,医学的根拠はないと考えられています。

血液型は4種類ではない

血液型と聞いて多くの人が想像するのは,A型・B型・O型・AB型の4種類でしょう。しかし,これはABO式と呼ばれる分類法による分け方でしかありません。ABO式以外にも,血液型の分類方法には「Rh式(Rhesus式)」「MN式 (MNSs式、Ss式)」「Se型」「Duffy式血液型」など,たくさんの分類方法が存在します。こういったABO式以外の分類方法まで入れると,人間の血液型は300種類を超えるとされているのです。
ABO式が有名になったのは,輸血のときにABO式による判断が必要になるからと言われています。同じA型であっても,実際にはもっと細かく分類されているのです。
多くの性格診断や血液型占いでは,血液型を4種類に分け,この4種類に性格をあてはめています。血液型がそもそも4種類ではないのですから,人の性格が単純に4種類に分けられるはずがないのです。

ブラッドタイプハラスメント

特に2000年代に入ってから,B型は自己中心的であるといった,B型差別とも言えるような言われ方をするようになりました。しかし,国によっては血液型によって人の属性を判断するような行為はブラッドタイプハラスメントと呼ばれ,明確に「差別」であるとされています。
ほんの冗談のつもりで「B型って自己中だよね」などと言っただけでも,会話の相手はあなたのことを差別的な発現をする人と見なしているかもしれません。人種差別や男女差別といった,差別に対する世間の目は年々厳しくなっています。意識していないうちに人を差別してしまわないためにも,正しい情報を知ることが大切です。

まとめ

上にあるように,ABO式血液型は赤血球の表面にある抗原の種類で分類されています。これはその人の体が病原菌を撃退するための大切な仕組みですので,当たり前ですが型によって優劣はありませんし,自分で変更することもできません。こうした「生まれつきのもの」に対してコメントする際には,(コメントするのが適切かどうかも含めて)慎重になるべきでしょう。血液型による安易な差別がなくなるよう,皆で気をつけていきたいものです。

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