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悩まず書ける!読書感想文を効率的に書き上げる裏技

悩まず書ける!読書感想文を効率的に書き上げる裏技
夏休みの課題などで「読書感想文」を書かなくてはならないとき,どう書いたらいいのか悩んでしまうものです。読書感想文の書き方は学校であまり教えてくれません。ところが,読書感想文にはスラスラ書けるようになる「書き方の手順」があるのです。ここでは,その手順を紹介します。

1.あらすじ(要約)をまとめる

読書感想文を書くときの悩みどころとして,「あらすじ」をどの程度入れるか,があります。感想文を読む先生はその本を読んだことがないかもしれないので,あらすじを全く書かないわけにはいきません。かといって,あらすじを詳しく書いてしまうと,感想文がほぼあらすじだけになってしまいかねないのです。
あらすじをどの程度書くか?についてはこの後に述べますので,まずはあらすじ「だけ」をまとめてしまいましょう。目安としては,指定されている字数の三分の一ぐらいの字数でまとめます。このとき重要なポイントとして,「誰が,何をして,どうなった」といった詳しい出来事や場面についてまとめるのではなくて,「何をテーマに書かれた話か」「作者は何が言いたいのか」といった核心の部分をまとめるようにします。

2.「もう1つのテーマ」を用意する

あらすじをまとめたら,次にその本を読んだ感想とは別に,自分なりのテーマを用意します。「読書感想文なのに,読んだ本と関係ないテーマを考えるなんておかしい!」と思うかもしれません。しかし,実はこの「もう1つのテーマ」を考えることこそが,読書感想文に深みを加え,読み応えのある文章にするために欠かせないプロセスなのです。
「もう1つのテーマ」は,読んだ本と「関係なくもない」ぐらいのものがベストです。あなたが世の中に対して思っていることや,日常生活で感じていること,ニュースや時事問題を耳にして考えていたことなど,どんなこともOKです。この「もう1つのテーマ」が,ただあらすじをまとめただけの読書感想文ではなく,あなた自身の言葉で書かれた文章だということを示す強力なツールとなります。

3.あらすじと「もう1つのテーマ」を絡める

実は,1と2を終えてしまったら,もう読書感想文は半分以上完成したようなものです。あとは,1でまとめたあらすじのうち,どの部分に「もう1つのテーマ」を絡められるかを考えます。「もう1つのテーマ」は,もともと読んだ本と関係のあるテーマではありませんので,ある程度は「こじつけ」が必要になります。ほんのわずかでもいいので,読んだ本との関連があると言えなくもない部分を探します。
実際に読書感想文を書き始めるときは,必ず「あらすじ」ではなく,「もう1つのテーマ」を冒頭に持ってくるようにします。全体の構成として,あなた自身の考えである「もう1つのテーマ」が軸になっていて,その合間の関連のあるところに「あらすじ」が入ってくる,といったイメージです。文章としては,あらすじの紹介に対して,その倍ぐらいの量の「もう1つのテーマ」を書くようにします。と言っても,あらすじを3行書いたら自分の考えを6行入れる,といった程度で大丈夫です。これを何度か繰り返すことで,全体としてはあらすじが全体の三分の一,あなた自身の考えが三分の二を占める「読書感想文」が完成するのです。

4.結論は「もう1つのテーマ」に寄せる

読書感想文の締めは,必ず「もう1つのテーマ」を持ってくるようにします。こうすることで,冒頭→結論へのつながりができ,文章に一貫性が生まれるのです。書き方のコツとしては,あくまでもあなたは「その本を読んだことをきっかけとして,『もう1つのテーマ』について深く考えるようになった」というスタンスにすることです。
実は,この読書感想文の書き方は,本来の感想文の書き方と真逆のプロセスを踏んでいます。もともと読書感想文というのは,「本を読んで感動し,その感動をきっかけとして世の中のことを広く考えるようになった」といった読書体験を伝えるものです。しかし,限られた期間で読む本を見つけ,感想文を書かなければならないのですから,そのような感動的な読書体験ができる可能性は決して高くないはずです。そこで,初めから「読書体験を通じて考えるようになった」ことを用意しておき,そこへ読んだ本の内容を当てはめてしまおうというわけです。これによって,まるであなたが「読書をきっかけとして世の中のことを考え始めた」ように見せることができるというわけです。

まとめ

読書感想文はおかしなもので,読んだ本の感想ではなく「本の内容とは関係なくもない自分の考え」を書いたほうが評価される傾向があります。これを逆手に取って,「あらすじ」(=本の内容)と,「自分の考え」(=もう1つのテーマ)をあらかじめ別々に用意し,ドッキングさせてしまおうというわけです。この手法を使って,ぜひ効率的に読書感想文を仕上げてみてください。

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